~事故を防ぐ「素材の見極め」と最短ルートの復元手法~
石材メンテナンスにおいて、もっとも大切なプロセスは
以下の4ステップです。
ステップ1:素材の見極め
ステップ2:原因の診断
ステップ3:解決法の導き
ステップ4:実行(プランBも備えた上で)
特に「ステップ1:素材の見極め」が曖昧だと、
その後の診断や提案がすべてズレてしまい、
トラブルや事故につながる原因となります。
今回のケース:黒御影石(山西黒)のくすみ復元
「くすみを戻してほしい」というご要望に対し、
安易に「洗浄+コーティング」に頼ったり、
「複数工程でのダイヤ研磨」を選んだりするのは
おすすめしません。
●大理石の場合:
素材自体が柔らかいため、複数工程で段階的に研磨する手法が
適しています。
●御影石の場合:
非常に硬質な素材のため、通常の使用環境で石自体が極端に
艶を失うことは考えにくいです。
つまり、石自体がダメージを受けているのではなく、
「表面に薄いスケール(水垢等)の層が乗り、
くすんで見えているだけ」と正しく見極めることが重要です。
※御影石が使用されている環境によりスケールの付着具合が
異なりますので、ここも見極めが重要です。
なぜ「粗研磨」や「強力な洗剤」を避けるのか?
△粗削り研磨のリスク:
強固な温泉スケール等であれば粗削りも選択肢に入りますが、
薄いスケールに対してわざわざ粗い番手で削ってしまうと、
自ら復元のハードルを上げることになります。
△酸性洗剤のリスク:
薬剤で綺麗になれば手軽ですが、艶ボケや退色のリスクを
冒してまで使用する必要はありません。
◎最短ルートでの解決
今回の現場では、弊社の「マイクロポリッシュ 黒バフ」+ハンドポリッシャーの水研ぎ研磨(1工程のみ)で、石本来の美しいツヤを復元しました。
回り道をせず、リスクを最大限に抑えて最短ルートで解決へ導くこと。これこそが、石材メンテナンスにおいて最も重要なポイントだと考えています。
株式会社タックアンドカンパニー
住所:東京都練馬区高松3-2-8
電話番号:03-5848-9240
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